人気ブログランキング | 話題のタグを見る

再開レッスン備忘録。


by frenchsuite

レッスン(1)

朝から冷たい雨の中、それでも嬉々として第1回目のレッスンへ行ってきました:

1.ハノン
2番を3つのリズムで弾く&4分音符=62でつぶを揃えて確実に弾いてマル

次回までに3番を④+③と②+⑩のリズムで。
速度は62から「2」ずつ速めて確実に弾けるところまで速く



2.バッハインベンション4分音符=40で両手で弾いてみましたが、OKは出ず、、
次回までにまた片手ずつ40~50で。片手ずつ「歌う」ように。
強弱もつけてみましょう、と言われる。(今日も付けてたつもりなんですが、、汗。)
「左手の方はチェロの伴奏にように聞こえるところもあります。
右手をもっと頑張りましょう。」と励まされました。がんばります。

結局、4分音符=68では1度も弾かせてもらえませんでした。

3.愛の夢 第3番
先生に初めて聞いていただきました。
「ここまで弾けるならば、もっと、もっと素晴らしいものにしていきましょう。」
とお世辞を言っていただいて(・e・)、徹底的に掘り下げる、というか
やり直すことになりました。。(--)
つまりは「弾けてない」ということです,,,,,

a. まず速度をどーんと落とす
b. ペダルを全部外す
c. 主旋律以外の音を和音にして弾いてみる
d. 1小節ごとに音を「縦に」とらえて、一瞬、一瞬にどういう音が鳴っているかを聞いていく
e. カンデンツァっぽい部分は、現在は、「ハンマーの打鍵時の音だけ」でつながっている
   音を縦に分解して、響きをつなげていくようにする
   確実に弾くために「ハノン」の練習を取り入れる(いろいろなリズムで)
f. 和音を弾く際は、鍵盤に手を置く前に形を作って的確に落とし、意図した音を出す
  連打の際には形を崩さず、ポジションを維持する
  特に、最後の方で、小さな音で和音を入れる部分
  指の形をきれいに作って、「氷を指でコツンコツン」とする感じで
g. アルペジオの際には、「ハープをかなでる」ように音をつなげる

「ピアノ語」を忘れてしまっているので、先生の言葉自体を思い出せなかったりするんですが、
(次回からはきちんとメモを取ろう!)
本日は大体、こういう感じでした。まあ、道のりが遠いことがさらに明らかになった感じ?

とにかく、私に必要なのは:
速度をグーンと落として、響きを楽しみながら弾く」。
これに尽きるそうです。
イメージを膨らませながら、ここはこう弾こう、とアイディアが沸いたら楽譜に書きこんで、
とにかく、響きを楽しんでみてください
、と先生に言われました。

先生は、音大時代、試験の前に先生から、「3分の曲は20分かけて弾いてみるように」
と言われたのだそう。3分を6分程度ならばまだ分かりますが、20分はすごい!!!
愛の夢、は5分くらいの曲なので、1曲30分?(・・)

ゆっくり弾くのって、私にはまだまだ、っていうか、かーなり苦痛です。
でも、それを楽しみに変えて、超低速運転でがんばって弾いていこうと思います。
しかし、、インベンションの1番にマルがもらえなかったのはちょっとショック。はは
4分音符=68だと、かなりのレベルで弾けてると思うんですけどね、、
しかし、「心に伝わるもの」がないと、弾けてるとは認めてもらえないようです。はい

今日は1時間のレッスンのところを1時間20分くらいみてもらいました。
すごく熱心な先生なんですよね。
お時間いいですか?うるさいことを言うようですが、もう少し、付け足してもいいですか?
という感じで、どんどんアドバイスをくださいます。

どうやら先生は、ピアノ教室のためだけにマンションを買った模様。
ご実家は教室のすぐ近くなのだそう。
ピアノのために、かなりの投資をしてらっしゃるというわけですね。
明るくて、まじめで、やさしくて、はっきりしていて、付いて行き甲斐があります(笑)。
良い先生がみつかって、ラッキーだったんじゃないかしら、このわたし♪

というわけで、課題はテンコ盛り。。次回は5月28日(水曜日)です。
by frenchsuite | 2008-05-14 14:59 | レッスン